梅雨・雨の日に自律神経が乱れるのは低気圧が原因
2016/06/05
低気圧と自律神経失調症の関係
私は雨の日に体がだるくなり、以下のような症状が出やすくなります。
やる気が出ない、大きい声が出ない、お腹に力がでない、めまい、頭痛、倦怠感、疲労感
これまでもダルくなることはあったのかもしれませんが、特に自律神経失調症になってから強く感じることが多いです。
また、梅雨の季節も同様です。昨年6月は継続的に調子が悪く、また自律神経失調症やパニック障害が悪化したのではないかと不安になりました。
どうも低気圧が関係しているらしいとのことで、その原因と対策について調べてみました。
※ちなみに台風も低気圧です。
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低気圧で体調が悪くなる理由
低気圧だと体調(自律神経)が悪くなる原因については、さまざまな説があるようです。
いくつか調べてみたのですが、面白いのは「交感神経が優位になる」と書かれているものと、「副交感神経が優位になる」と書かれているものの両方があるということです。
私の場合は、自分が体験している症状から副交感神経の働きすぎが原因だと考えています。
①むくみ
低気圧の日は体にかかる圧力全体的に下がるため、体がむくみやすいという説があります。湿度が高いと、汗をうまくかけないこともむくみの原因になります。
イメージとしては飛行機の中でポテトチップスの袋が膨らむような状況でしょうか。
脳の血管が拡張してしまうことで、むくんで膨張した組織が神経や内耳を刺激してしまいます。その結果、頭痛が出たり、交感神経が活発になってしまい体調が悪くなるんだそうです。
この時期、女性の6割なると言う「梅雨ダル」と言う症状があるらしい。低気圧で自律神経の調子が乱れてイライラしたり、湿度が高くて体内の水分量が増えてむくんだりダルいらしい。
— スポ (@7110souls) 2016年5月26日
林修の今でしょ!講座3時間スペシャル(テレビ朝日)では、このようなむくみの症状から、肩こり、腰痛、関節痛、心臓発作、脳卒中、エコノミークラス症候群などの危険性を解説していたようです。
「林修の今でしょ講座」梅雨時期6月は低気圧で血管が拡張し、偏頭痛や脳卒中や心臓発作の危険性は高まるわ、耳が気圧を感知して自律神経を興奮させて肩こりや腰痛がひどくなったり、かなり恐ろしい季節だったんだ(*_*)
— 田畑由秋 (@tabazou) 2016年5月31日
②副交感神経の働きすぎ
気圧が下がると、耳にかかる圧力の感覚、薄暗く湿度が高い雰囲気などから、「今は活動時間ではない」と判断し、夜寝る時のような状態になるというものです。
つまり副交感神経が優位になってしまうということです。
体にかかる圧力が低下することにより、血管も拡張します。血管を拡張させるのは副交感神経の働きだそうです。
交感神経はやる気のスイッチですので、副交感神経が働きすぎてしまうとお昼なのになんとなくダルい、意欲がでない、力が出ないなどの症状が出てしまいます。
雨の日に、病気になったようなカラダの重さやだるさを感じることがありますが、これは、低気圧によって、自律神経がリラックスの方向に強く偏りすぎているために起こるものです。長寿県と呼ばれる地域は、どこも気圧が低いことで知られていますよ。
— 大人のダイエット健康教室 (@ponsuke_LB) 2016年6月1日
塾長より(^^)/
雨が降ると気分が落ち込んでしまってやる気が起きなくなることってありますよね。これにはきちんとしたメカニズムがあることをご存知でしたでしょうか。低気圧が近づくと天気が悪くなり雨を降らせます。この低気圧こそが原因で自律神経に対して副交感神経を優位にする効果があることがわかっています。
— マナテミ (@fossil_ScEF1E) 2016年5月31日
雨の日に倦怠感が出る人の対策
自律神経失調症では交感神経が働きすぎである場合が多く、副交感神経を優位にさせるような治療が一般的となっています。
しかし副交感神経が働きすぎている場合は、逆に少し交感神経を刺激するような対策をとるといいようです。
①筋トレ
ゆっくりしたジョギングやランニングは副交感神経を優位にさせるということを紹介しました。(⇒自律神経に効果的なランニング・ウォーキングの方法)
逆に筋トレや激しい運動などは、交感神経を優位にさせる働きがあるため、雨の日には効果的なようです。
低気圧 体調 対策 でググったら、血管を収縮させて体内の血流を良くするイコール自律神経に良い。即効性があるのは高速でスクワットをして汗をかくこと、とあったのでやってみたらなるほど楽になった。しかし運動不足が祟ってしばし横になったけれども。
— うめばやしいくみ (@ikm_) 2016年5月27日
②熱いお風呂
副交感神経を高めるためには、ぬるめのお風呂につかるのが良いと紹介しました。(⇒自律神経失調症とお風呂)
40度を超えると、血管が収縮するというご説明をしましたが、血管が拡張しすぎている低気圧の日であれば、少し熱めのお湯につかることによってバランスがとれるようです。
副交感神経の働きすぎによって下がった血圧を一時的に上昇させる効果もあるので、お昼に風呂にはいれる人は試してみるといいかもしれません。
③コーヒー
コーヒーも普段は絶対NGの飲み物だと思うのですが、カフェインにより交感神経を優位にさせる効果があるので、少し飲んでみるのもいいかもしれません。
不眠への対策(食べ物)でご説明しましたが、カフェインの効果は非常に長いため、飲むのであれば少量を朝に試すのがいいと思います。
低気圧のせいで頭が痛い時はコーヒーを飲むといいらしいのでコーヒー飲みます
— すずめ (@suzume272) 2016年5月31日
④赤いものをみる
外出先などで上記のような対策がとれない人には、赤いものを見るなど、簡易的に交感神経を働かせようとする方法もあるようです。
@panicsyogai 気圧が低いと副交感神経が優位になるんだよね。赤をじっと見つめたり赤をイメージすると交感神経が高まるので優位になり過ぎた副交感神経を正常にすることができます。逆に交感神経が高まってしまったら青です。
— 竜・東洋医学に基づく内臓整体 (@NAIZOUSEITAIRYU) 2016年5月4日
レバニラ炒めを食べる
林修の今でしょ!でもレバニラ炒めをおすすめしていたようです。
セロトニンを生成する食べ物は、どちらが優位かにかかわらず良いみたいですね。
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