読書の自律神経への効果
2016/04/27
読書は自律神経に良い?悪い?
雑誌「クーリエジャポン」の2月号に、読書を習慣化している人は以下のような特徴があると書いてありました。
1.うつ病になりにくい
2.ストレスや落ち込みを感じにくい
3.認知症になりにくい
私は普段読書はあまりしないのですが、これは本当だろうかと思い調べてみたので、内容を共有させて頂きます。
見出し
読書は副交感神経?交感神経?
いろいろなサイトを見てみると、読書は交感神経を優位にすると書いてあるところもあれば、リラックスして副交感神経を優位にすると書いてあるところもあります。
どちらが正しいのかは、もしかしたら読む本、姿勢、読み方などによるのかもしれません。
今回は、どうやったら自律神経にいい影響を与えるのか考えていきたいと思います。
楽しんで読書を行うことでストレスが軽減
雑誌:クーリエジャポンによると、楽しんで本を読むことでストレスが軽減されるんだそうです。
また無理に面白くない本を読む必要はなく、途中でやめてもいいから読みたい本を読むことが重要だそうです。
これは一理あるかもしれません。
私は本を読むのがあまり好きではないので、どうしても楽しんで読書をすることができていないように思います。
本当に興味があるテーマの本や、簡単で読みたくなるような本であれば、もしかしたら副交感神経を優位にさせる効果があるのかもしれません。
寝そべって漫画を読むときのような感覚でしょうか。であれば漫画でもいいような気がしますが・・・・。
ストレスや落ち込みを感じにくくなる?
クーリエジャポンによれば、読書を習慣化している人はストレスや落ち込みを感じにくいそうです。
私なりに解釈して要点をまとめると、以下の理由になります。
・読書は他人に共感し、様々な立場からものを見るということである
・つまり他人の価値観を尊重して受け止める姿勢が身に付くことで、些細なことで他人に腹を立てなくなる
・また、別の人生を楽しむような気分になることで、脳の神経系が変化し、良い影響を受ける
・他にも、見えている世界の枠組みが広がる(視野が広がる)ことで、自分の立ち位置が安定するなどの効果がある
つまり読書を良くする人は、他人にあまりイライラしないということでしょうか。
私の周囲の読書好きな人で考えてみると・・・・・・うーん。
元々の性格よりも、少しはマシになっているのかもしれませんね。
課題をつけて達成することで喜びが増す
読書をする際には、課題をつけることで達成感を得られるそうです。
これはなんとなくわかりますね。
例えば一日何ページ読むとか、月に1冊読むとか簡単な課題を設定することで、自信がつくのではないでしょうか。
認知行動療法ではないですが、自分を褒めてあげられる機会をたくさん作るというのは良いことだと思います。
長時間の読書は控える
ここからは雑誌で書いてあったことではありませんが、読書に限らず長時間近くのものを見続けると交感神経の働きが強くなってしまうそうです。
漫画やゲームでも長時間しすぎると眼精疲労になったり、集中しすぎてしんどくなりますよね。
リラックスした状態で、適度に休憩をとりながら読書を楽しむようにしましょう。
姿勢に気を付ける
サイトによっては下向き加減で読書をすることで副交感神経が優位になると書かれているところもありますが、これは首こりや肩こりの原因となり、めまい・ふらつきが出やすくなるような気がします。
首・肩の緊張、猫背、ストレートネックなどは自律神経失調症の大敵ですので、正しい姿勢で読みながら、ときどき首の筋肉を伸ばしたり休ませてあげるようにした方がいいと思います。
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