IKKOさんのパニック障害体験談
ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける㊙料亭~(テレビ東京 2016年6月9日(木)放送分)で、芸能人のIKKOさんがパニック障害の体験談を語っていました。
2010年5月に放送されたカスペ!(フジテレビ)の内容などと併せて、IKKOさんがパニック障害を発症した原因、改善に向かった対策などをご紹介したいと思います。
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【IKKOさんの症状】過換気症候群と診断
IKKOさんのパニック障害の症状としては、めまい、過換気症候群、嘔吐、動悸(心拍数上昇)、血圧上昇、呼吸困難、息苦しさなどが出ていたと言います。
3年間は朝から晩までめまいが凄かったようですし、喉が締め付けられるような感覚になり、炎症が起きて呼吸できないような症状も出ていたそうです。
急いで救急病院に搬送されたのですが、病院の近くに行くと息苦しさが改善。最初は入院をしたそうですが、200以上にまで上昇した血圧がお医者さんを見て安心した途端に改善してしまったとのことでした。
私も深夜の救急病院にいった後、何の処置もされないまま過換気症候群が治まった経験があります。
IKKOさんいわく、当時はあまりパニック障害という言葉もなく、単に過換気症候群と診断されたそうです。
※過換気症候群とは
ストレス性の原因が元に過呼吸のような症状が出ることです。
過呼吸と過換気症候群は少し違うようです。(⇒過呼吸と過換気症候群の違い)
予期不安や全般性不安障害の症状も?
IKKOさんは、「また倒れるんじゃないか」と不安に思うと体調が悪くなっていたそうです。
典型的な予期不安の症状ですね。
また、電話がかかってきた時はいつも「弟子が何か迷惑をかけたんじゃないか」と不安になってしまい、人の声が聞こえただけで飛び降りたくなってしまうことがあったとか。
ちなみに男の人に抱かれる時と韓国ドラマを見ている時だけは大丈夫だったそうです。常に張りつめている中、安心感のある状況を求めていたのでしょうか。
パニック障害が発症した原因
IKKOさんがパニック障害になった原因として、職場環境の変化によるストレスを挙げていました。
IKKOさんは30歳でヘアメイクとして独立。15人の弟子を抱えており、弟子が卒業していく度に連携がうまくいかなくなるジレンマなども大きかったようです。
メイクの仕事にはかなりのこだわりがあり、完璧にこなしたいという気持ちが強かったのでしょう。
改善に向けた対処法~ウォーキング~
森林の中、自然が多いところを意識してウォーキングしていたのがとても良かったと話しています。
ウォーキングや軽いジョギングはとても良いですし、自然と触れ合うのも良いですよね。私も週に3日くらいは意識して取り組んでいます。
症状が改善したきっかけ~バラエティ番組への出演・笑い~
IKKOさんの病状が改善したきっかけとして、バラエティ番組への出演を話していました。
IKKOさんは41歳のころ、ジャストという番組の密着取材を受けてからテレビオファーが殺到。
バラエティ番組ではいい意味で無責任になれ、いち視聴者として気軽に楽しんで毎日笑えていたのがとても良かったといいます。
笑うということはとても大切なんですね^^
ペットの犬や理解者の存在も重要
他にもIKKOさんは飼っている2匹の犬から癒しを貰っていること、スタッフのみなさんから理解されていることなどを語っていたそうです。
カウンセリングでもそうですが、パニック障害になると自分を責める方も多いので、周囲から理解されることはとても大切です。
IKKOさんの現在の状況
ヨソで言わんとい亭では最後まで語っていませんでしたが、完治とはいかないまでも、かなり改善に向かっているようです。
IKKOさんは「私の場合は完治はしない」というコメントもしています。
円広志さんもそうでしたし、皆さん完治というよりは上手く付き合っていく方法を身につけているようです。
疲れたら早めに休む、無理をしない、ストレスをためこまないなどの工夫が必要になるようです。不便ですが、ゆっくり焦らず治していくしかないですね^^;
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【出典】
カスペ、ヨソで言わんとい亭、アメーバニュース(IKKO:第5回 39歳で発症したパニック障害)他
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