自律神経失調症とお風呂
2016/04/29
お風呂に正しく入って、自律神経失調症対策!
最近、日本への観光客が増えていますが、温泉もとても人気のスポットですね。日本には火山が多いため、全国のいたるところで温泉を楽しむことができます。私は温泉が本当に大好きです!
ところで皆様は普段のお風呂はどのくらいの時間入っていますか?つい面倒でシャワーで済ませたりしていませんか?
お風呂は正しい入り方をすれば、一日の疲れをとり、副交感神経の働きを高めてくれるので、自律神経失調症への効果が期待できます。
入浴にはいろいろな説がありますが、今回は正しいお風呂の入り方について体験談を交えてまとめてみました。
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熱すぎる温度に要注意
これはご存知の方も多いと思います。温度が熱すぎると、逆に交感神経を優位にさせてしまいます。
38~40度くらいの温度でゆっくり浸かるのがいいんだそうです。40度を超えると血管が収縮するため、血液が流れにくくなり温まる効果が弱くなってしまいます。また、芯から温まるため湯冷めしにくいんだとか。
しかしあまりぬるいとお風呂に入った気もしないので、私は40度ちょうどくらいでお風呂温度を設定するようにしています。
入ってたら少しずつ湯温も下がりますしね^^
お風呂に入るベストな時間帯
お風呂はうまく活用することで、不眠・寝つきが悪いといった症状にも効果があると言われています。
人は深部(特に脳)の体温が下がることで眠くなるそうです。
睡眠に入る1~2時間前にお風呂に入ることで、布団に入った時にゆっくり体温が下がり、眠くなる効果が期待できます。
眠くなると手足などの末端が暖かくなるのは体の芯の熱を逃がそうとしているんだとか。なんだか生のショウガを食べた時に多く含まれている「ジンゲロール」の働きになんとなく似ている気がしますね。
>>間違った食べ方で体を逆に冷やすかも!?ショウガを正しく食べて冷え性改善
シャワーで済ませてしまうと逆効果!?
シャワーは流水の刺激などにより、交感神経の働きを高める効果があると言われています。
つまりリラックスというよりは、逆に目が覚めたり、シャキっとするのに良いのです。
朝起きた後は交感神経に切り替える必要がありますので、朝のシャワーはいいような気がします。しかし夜寝る前にシャワーを浴びるというのは逆効果のような感じですね。
入浴の長さ
これに関しては特にいろいろなことを聞きます。
短すぎても長すぎても良くないそうで、15分~30分くらいと言われることが多いみたいです。
以前テレビで、5分間肩まで浸かった後で10分間半身浴をするのが良いというのをみて実践してみたことがあります。しかしあまり細かく時間を区切られると時間が気になってゆっくりお風呂に入れないため、私にはあまり合っていないと感じました。
長すぎる方・短すぎる方は、目安として15~30分の入浴を意識していただいた方がいいかもしれません。ただし厳密にやりすぎず、その日の体調とか気温・湯温に合わせて気持ち良いと思える長さに調整して入るのがオススメです。
※「退屈でゆっくり入浴できない」という方は・・・・・
私がそうなのですが、なんとなくジッとしているのがとても苦手です。お風呂にただジーっと入っていると、飽きてくるというか、退屈に感じてきて早く出たくなります。
そんな方にオススメなのは、お風呂でテレビを見ることです。
ワンセグ対応の防水タブレットや、お風呂テレビなどが売っています。私はドコモの中古タブレットを1万5千円程度で購入しました。(ドコモとの契約はせずWi-Fi利用のみなので、月額料金は無料です。)
テレビは受動的に情報を仕入れるため、あまりあれこれ考えることなくお風呂でリラックスすることができます。
全身浴が良いか、半身浴が良いか
半身浴は体に良いと言われていますが、本当でしょうか? そもそも半身浴が良いとされている理由はなぜでしょうか。
詳細は長くなるので下記にまとめています。どちらのメリットデメリットも理解できるので、私はその日の体調や気になるポイントに合わせて使いわけるようにしています。
少なくともお風呂で動悸などがしやすい方、心臓が弱い方は半身浴の方が良さそうですね。
【参考にさせて頂いたWebサイト】
・体温が下がると人は眠くなる!? 睡眠と体温の関係(ビーカイブ)・自律神経バランスを整える入浴方法(AllAbout)
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