【みんなの体験談】産後うつ?育児不安からの自律神経失調症(30代女性)
2016/08/25
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初めての出産から不眠・不安感などの症状
私は一人目を出産した5年近く前から、自律神経失調症になりました。
産後のホルモンバランスの影響もあったのですが、不眠、不安感などが強く、心療内科を受診しました。
心療内科での投薬治療
治療をして長くかかりましたが、それが改善していく体験談を書きたいと思います。
まず初めに心療内科を受診したのは、産院からの退院直後でした。そこで抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬が処方されました。
私は以前にうつ状態で心療内科通院歴があったので、初回でそういった薬が処方されたのかなと思います。
産後うつ?育児が不安でマイナス思考
薬を内服してもなかなか症状が改善されず、自己の肯定感の弱さ、考え方のマイナス傾向が影響しているなと思いました。
そして未経験のことに弱いので、育児が不安だったんだろうと思います。
改善に大きく役立ったのは「夫の理解」
薬の種類を変えながら治療を行い、大きく改善に進んだのは、夫に話を聞いてもらい理解者を得たことです。
それまでは自分の病気の話などはしていませんでしたが、義理の両親にも打ち明けることとなり、それを受け止めてもらえたことで安心感もありました。
カウンセリングで話を聞いてもらうことも効果的
またカウンセリングに通い、自分の良いところを認める訓練をしていきました。
周りの人からの応援や協力を得ていると感じることが、一番の治療だったと思います。
生活リズムの見直しを行い、不安な育児も少しずつ取り組みました
生活をする上では、気持ちが辛かったのですが、娘の生活リズムに合わせて、規則正しく生活をしました。
辛いな、きついなと思った時も、最低限のことはするようにして、母親としての役割は果たすようにしていました。
そうすることで育児に対する自信も少しづつつき、症状は改善されていきました。
不安なことと向き合うことで生まれる自信
自分が不安に思っていることから逃げないこと、向き合うことも大事だと思います。
そして自分に対する自信をつけていくことが改善になると思います。薬を飲み続けて、医師に自分の症状をしっかりと伝えることも大事です。
今はほぼ改善していますが、本当に長い時間がかかりました。
一度なった人はそうなりやすい傾向にあるので、常々ストレスが許容量を超えないように生活をしていくことが大事かと思っています。
※本記事は、頂いた体験談の見出しをつけるなど微修正をしています。
【管理人コメント】
体験談を書いていただきありがとうございます。産後うつ、育児ストレス、育児ノイローゼなど、子育てには不安やストレスが伴う方が多いみたいですね。
長い間苦しまれたと思いましたが、無事改善に向かわれて良かったです。いわゆる暴露療法が効果的だったようですね。
将来への不安は育児にかかわらず多いですが、周りに理解してくれる人や支援してくれる人がいるだけで大きく違うのかもしれません。
私はカウンセラーとの相性が合わずにあまり効果がでませんでしたが、将来への不安などが大きい場合は、カウンセリングなどで話を少しずつ聞いてもらうことも将来への不安を解決する一つの道なのかもしれません。
パニック障害や自律神経失調症が出てしまうと、どうしても嫌なことを避けてしまいますが、育児の場合はどうしても向かい合わなければいけないというのも改善した理由の一つでしょうか。
成功体験を積み重ねていくことの重要性は、どのような原因であっても共通して大事なことですね。どうも貴重な体験談をありがとうございました。
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