【みんなの体験談】パニック障害のきっかけは脳梗塞・MRI(20代男性)
2016/04/19
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◎パニック障害のきっかけは脳梗塞
これは私の体験談なのですが、私はかつてパニック障害を起こしていました。パニック障害の方はわかると思いますが、パニック障害には、最初きっかけがあるんです。私の場合は特殊なのですが、きっかけは、脳梗塞になった時のことでした。脳梗塞はみなさん御存知の通り、脳の病気です。血管がつまり、脳への血液が止まってしまい、最悪の場合死に至る病気です。私は、仕事中に突然脳梗塞で倒れました。それまで全くの健康体だったので、なんで倒れたのかわかりませんでした。しかし、しゃべることも歩くこともできず、もう駄目だと思ってました。
◎MRI検査・狭い空間でパニックに
救急車で病院に運ばれても、やはり原因不明とのことでした。なので、MRIで詳細に検査する事になったのですが、私はそれまでMRIをやったことがありませんでした。MRIはとても狭い空間です。これから何が起きるのかもわからず、説明されても話をゆっくり聞ける状態ではなかったので、とにかく暴れて、抵抗しました。本来は30分くらいの検査なのですが、その時はほとんど検査できませんでした。しかし、私は奇跡的に助かりました。 助かったのですが、その後も検査は必要です。
◎発汗、呼吸があれる等の症状により、MRI検査ができない状態に
定期的にMRI検査をやったのですが、MRIに入った途端、呼吸があれ、全身から汗が吹き出して、とても検査どころではありませんでした。それから3回ほどMRI検査はできなかったのですが、流石に脳の状態を見なければならないということで、自分自身頑張ろうと言い聞かせました。しかし、そんな心持ち一つで乗りきれるようなものではありませんでした。
◎克服できた理由は、「ダメでいい」と思ったこと
私が克服できた一番大きな要因は、ダメでいいと思えたことです。どういうことかというと、もし、MRIが無理そうなときは、安定剤があるので言ってくださいね、と担当医に言われたのです。それなら、最悪薬に頼ればいいし、自分はもうダメでいいから楽に挑もう、というように考え方を変えられました。その結果、MRIに対して、抵抗はなくなり、パニック障害が改善されました。
◎パニック障害は社会人がなりやすい?
学生の方より、社会人の方のほうが自律神経失調症やパニック障害になりやすいのではないでしょうか。学生時代もストレスはあるでしょうが、社会人になるとより一層ストレスがかかり、精神的に疲労を感じることがあるのではないでしょうか。その結果、自律神経失調症や、パニック障害といった、精神的な病気になる場合も少なからずあると思います。
【管理人コメント】
私は今のところ大丈夫なのですが、狭い場所や暗い場所などで良く症状が出る方も多いようですね。予期不安または広場恐怖のような症状だと思いますが、早い段階ですぐに完治されたようで羨ましいです。MRIだけであればする機会が頻繁にあるものではないですし、他のシチュエーションでパニック発作が再発しないことをお祈りしています。
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