【みんなの体験談】熱中症かと思ったら自律神経失調症でした(20代 女性)
2016/03/31
生活習慣の見直しで、立ちくらみ・めまいの症状がほぼ改善
ある日突然の立ちくらみ・めまい。まさかストレスだとは思いませんよね。
脳のMRIをとっても異常がなく、生活習慣を見直して自律神経失調症とうまく付き合っている女性の体験談です。
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◎猛暑の夏・・・クーラーを多用
私は、20代後半女性、会社員、独身一人暮らしです。 この体験談は、社会人になって2年目、24歳の時の夏の事です。
その年は猛暑で、クーラーをガンガンにかけても部屋が冷えるには時間がかかる位の暑さでした。 自分は一人暮らしのアパートで、帰宅後すぐにクーラーをつけて就寝時も常にクーラーに当たっていました。
会社でも、少し室温を低めに設定していました。
◎突然目の前が真っ暗に。熱中症?立ちくらみ?
ある日、会社から帰ると急に、目の前が真っ暗になりました。 立ちくらみのような、めまいのような状態です。 玄関先でその症状が出て、這うようにして部屋へ入りました。 アパートは熱気がこもっていて、すぐにクーラーをつけて自分は横になりました。 横になると、だいぶ体が楽になりましたが、上半身を起きあげる事ができません。
そのまま、布団をかけて目を閉じていました。 翌日は、会社を休み、自宅で療養しました。 自分は、「熱中症」だと思いました。 余りに蒸し暑かった毎日で、暑さでバテたのだろうと思ったのです。 一日自宅で横になっていると、翌日は朝からすっきりと目覚めて、体調も違和感なく、出社できました。 その夏は、その熱中症の症状が出る事はありませんでした。
後でわかった事なのですが、その時のめまいと立ちくらみは熱中症では無かったようなのです。
◎回転性めまいの再発
秋になり、涼しい風が吹く様になって、ようやく会社でも自宅でも過ごしやすい気候になりました。 自分はいつも通り通勤し、会社でデスクに向かって仕事をしており、ちょっと書類を取りに行こうとイスから立ち上がったところ、目の前が真っ暗になりました。
ただの立ちくらみではなく、周囲がぐるぐるするような気持の悪い感覚があり、すぐにその場に座りこみました。 会社の仲間たちが心配していたのですが、どうにも自分がぐるぐる回っている感じで立ち上がれません。 その日は早退して、病院に行きました。
◎血液検査・脳のMRIでも異常なし⇒自律神経失調症と診断
色々と検査をしてもらったのですが、全く異常なところがありません。 血液検査の結果も正常、貧血もなし、血圧も通常、心拍数も、どこもおかしなところがありません。 しかし自分は、今までにない気持ちの悪いめまいを感じたので、詳しく検査してもらう事にしました。
脳のMRIを取りましたが、脳にも異常はありませんでした。 医師の診断結果は、「自律神経失調症」との事でした。
何かのきっかけで、人間の交感神経と副交感神経を司る自律神経系がバランスを崩し、様々な不快な症状を呼び起こすのだそうです。私の場合は、会社でのストレスや、生活習慣の乱れなどが原因と考えられました。
◎十分な睡眠と栄養バランスに勝る薬はなし
確かに、仕事上は多少ストレスを感じていましたし、寝不足の日もありました。 困った事に、この不快な症状を改善するには、自律神経のバランスを整えるのが最も重要との事です。
自分は、まずは睡眠を十分にとる事を心がけました。 また、食事の栄養バランスにも気をつける事にしました。 今は症状がほとんど起こらず、改善しています。 いつ起こるか不安がありますが、生活習慣には気をつけています。
【管理人コメント】
貴重な体験談をありがとうございます。以前Q&Aでもありましたが、暑さなどでも自律神経失調症の症状が出ることがあるんですね。自律神経失調症の方は体温調節が苦手な場合が多いと思います。
やはり睡眠と栄養バランスは大切ですね。私もついつい生活が不規則になってしまいがちなので、なんとかきちんとした時間に睡眠をとれるよう頑張ろうと思いました。もう症状が出ないことをお祈りしています。
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