芸能人の統合失調症体験談~松本ハウス・加賀谷~

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芸能人の統合失調症体験談~松本ハウス・加賀谷~

   

ハウス加賀谷さんの統合失調症体験談

松本ハウス加賀谷ヨソで言わんとい亭(テレビ東京)4月7日(木)放送で、お笑いコンビ松本ハウスのハウス加賀谷さんが統合失調症の体験談を語っていました。

今回はその内容を共有させて頂きながら、統合失調症についてご説明をしたいと思います。

 

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松本ハウス・ハウス加賀谷って誰?

若い方であれば「誰それ?」という方も多いかもしれませんが、20年ほど前にブームを起こしたお笑い芸人です。

ボキャブラ天国というタモリが司会の超人気番組で活躍していました。

同番組からは、爆笑問題、ネプチューン、くりぃむしちゅーなど数多くの人気お笑い芸人を排出しています!

ハウス加賀谷さんはボケ担当で、ぶっとんだ勢いのある芸で一世を風靡しました。

統合失調症の治療に専念するため、1999年から10年間の長期休養をとっていたようで、少しずつテレビにも露出しはじめるかもしれません。

 

統合失調症の症状

統合失調症とは、強い妄想や幻覚を大きな特徴とする精神疾患です。妄想や幻覚が激しすぎて、時に普通の話も通じなくなることがあると言われています。

ハウス加賀谷さんにも幻聴・幻覚・妄想などがあり、例えば「外からスナイパーがライフルを構えている」と真剣に妄想したりすることがあったようです。

他にも自己臭恐怖といって、後ろの席の子が暑くて下敷きなどであおいでいるのをみて、自分の匂いが臭くてあおいでいるんじゃないかと本気で考えたりしたこともあるそうです。

私も臭いに関しては同じように考えた経験はありますし、他にも人の話し声がすると常に悪口を言われていると感じてしまうことがあるのですが、統合失調症の方は話が通じなくなるくらいですから本気度が違うのかもしれません。

他にも、睡眠薬を大量に(200錠)飲んでしまった経験や、何も準備することがないはずなのに、なぜか1時間半経っていた体験などを語っていました。

 

いつから発症していたのか?

ハウス加賀谷さんは統合失調症を中2の時に発症。

1974年生まれで今年42歳ですから、ボキャブラ天国で人気絶頂の頃も統合失調症を抱えながら出演していたことになります。

統合失調症が発症する平均年齢は男性が27歳、女性が30歳ということですから、比較的早めに発症していたことになります。

女性の場合は40歳をすぎてから発症する方も多いそうで、幅広い年齢で発症してしまうリスクがあると言えます。

 

統合失調症の治し方

統合失調症の治療は、薬物療法と精神療法・リハビリテーションを組み合わせて行うことが有効です。

向精神薬(抗精神病薬)にはスペリドン(リスパダール)、オランザピン(ジプレキサ)、塩酸ペロスピロン水和物(ルーラン)などがあります。

昔は治らない病と言われていたようですが、今は良くなる方も多いそうです。

 

薬は継続して飲んだ方が良い

ハウス加賀谷さんは服薬コンプレックスがあり、なるべく薬を飲みたくないため、少し体調が良くなると薬を飲まなくなり、悪くなると薬をたくさん飲むということを繰り返していたそうです。

10年休養はしましたが、現在も向精神薬(抗精神病薬)は飲んで仕事をされているようです。

私もつい勝手に自分で調整したりしてしまいますが、精神科・心療内科で処方された薬は、お医者さんのいうとおり継続して飲んだ方がいいですね。

 

【参考】厚生労働省HP 統合失調症


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