【みんなの体験談】鍼治療で運転パニックを克服
2016/03/30
鍼治療と生活環境の改善。あとは自分自身の考え方がポイント
車を運転しようとするとパニック発作が出てしまう男性の完治体験談です。
◎パニック障害が起きた頃の生活環境
私がパニック障害に陥ってしまった原因は、どう考えても仕事のストレスで体調を崩した結果でした。
私の仕事は時間に関係なく仕事やクライアントによって左右されてしまいます。もちろん忙しい時期には休日は取れずです。
そのため、当時は本当に不規則を絵に描いたような仕事の毎日でした。自分としては一応は楽しく、自主的に仕事をしていたのですが、身体の疲れはそれとは反比例してどんどんと蓄積されていました。
◎きっかけは社用車の運転
私の直接のきっかけは車の運転でした。
自家用車を持っていなかったため、車の運転は頻繁にはしていませんでした。なので突然仕事で運転をして大勢のスタッフを現場まで連れて行ってくれと頼まれた時は、「できることなら避けたい」と思いました。
あまり運転したこのない大型の車種だったこと、現場までは3時間の長距離だったこと、そして乗車人数は6人にもなることなどが重なり、私にとってはこの業務は大きなプレッシャーでした。
また、ハードワークで慢性的な疲労、寝不足が重なっていたため、体調面でも自信がもてない状況でした。
◎道を間違ってしまい、気が動転してパニックに
心と身体の準備がままならない状態で、私は精一杯の神経を集中させなければなりませんでした。
そんな中で乗車した人達が車内で大騒ぎを始めたことで、思わず高速道路で降りるところを間違ってしまいました。
ご存知のとおり、高速道路では一度降りるところを間違うとしばらく走らないといけません。3キロだったかの長いトンネルを通ることになり、皆に迷惑をかけてしまうと益々焦りました。
気が動転した私は、ボーッと意識が遠くなり、手汗、動悸などのパニック発作が出てしまいました。なんとか目だけはつぶらないようにして料金所まで自分をコントロールしましたが、料金所を出たところでダウンでした。
結果的には事故などはありませんでしたが、唯一運転のできるスタッフにお願いして代わってもらわなければならなくなりました。
◎ストレスを減らすことが最大の改善方法
その後、私のパニック障害は車の運転に関してだけ、何年も続きました。特にトンネルが怖くて自分では運転は無理になってしまいました。
そんな私が完治に向かったきっかけは、年月が経過したということと、ストレスの無い仕事に転職したということが一番だと思います。
また、無理なことはしないで良いと自分に言い聞かせることも大切だと思います。できないことは引き受けない、NOと言う勇気も大切です。
とにかくストレスを溜めこまないようにすることを心がけました。
◎鍼治療で心身を癒してもらう
治療としては、ハリ治療を定期的に受けて、心身ともに癒していくことに努めました。
鍼治療はとても気持ちよく、本当に自分の内部にまで浸透して癒してくれますし、身体と精神全体のバランスをとってくれますから是非おすすめしたいです。
【管理人コメント】
貴重な体験談をありがとうございました。私も最初は車の運転で、めまいが出てしまいました。
車は事故をすると危ないですし、神経を使ってしまいますよね。
時間はかかるようですが、完治した人がいることはとても勇気づけられます。どうもありがとうございました。
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